これまでのこども食堂

第41回:2024年4月17日

急に暑くなったので、体調に気をつけたいこの頃です。子豚の脚を皮付きでいただいたので、今回、皮付きベーコンをつくりました。皮付きはなかなか手に入らないので貴重です。250度で1時間ほど焼いた後に燻製しました。骨は圧力鍋で1時間煮込んで、豚骨スープをとり、生クリームと牛乳と合わせてパスタのソースを作りました。メニューは自家製ベーコンとキノコのパスタ、グリーンサラダと鶏ハム、大根サラダ、新タマネギのマリネ、人参グラッセ、フライドポテト。デザートはシフォンケーキのベリーソース・生クリーム添え。パスタのおかわりの声がたくさん聞けました。71食出ました。

第40回:2024年3月20日

年度末とのこと、今日の食材はちょっぴり贅沢にぶりの切り身と牛肉。デザートのタルトにはピーカンナッツ、クルミ、アーモンド、バターがたっぷり入っています。メニューは牛肉のすき煮、大根のステーキ、菜の花添え、ブリのオイスターソース焼き、もち麦とキクイモのシーチキンサラダ・オリーブ入り人参ラペ、長芋の海苔和え、菜めしと豆腐とお揚げの味噌汁。ピーカンナッツとクルミのタルトはまず、タルト生地を焼き、アーモンド生地をのせて焼き、最後にローストしたピーカンナッツとクルミを生クリームとバターとホワイトチョコレートでキャラメリゼしたものを上にたっぷりかけました。子供たちに大好評。休日なので、小学生、中学生が手伝いに来てくれました。おかげで1階、2階を大人が行ったり来たりする必要がなく、助かりました。60食出ました。

第39回:2024年2月21日

急に暖かくなったり、寒くなったり、すっきりしない日が続きます。冬の終わりに野菜と肉のうまみがぎゅっと詰まったシチューが食べたくなりました。和牛のすね肉を使った贅沢なシチューで心も温まります。前日から発酵させたフォカッチャにはひよこ豆とゴマペーストを使ったフムスをつけて。岐阜から届いたキャベツと白菜は柔らかく、鶏肉と梅干しと合わせました。それから大根のコンソメ煮、菊芋のピクルス。デザートはクーベルチョコレートと生クリームを合わせたチョコムースに、フルーツとコンフレークをのせました。小学生がお手伝いしてくれました。68食出ました。

第38回:2024年1月17日

寒い日が続くので、温かい豚汁が恋しいこの頃です。大根、にんじん、ごぼう、長ネギ、こんにゃく、豚肉、油揚げ、豆腐とたっぷり具だくさんのお味噌汁を作りました。国産無農薬のレモンを岐阜からいただいたので、皮ごと使ってレモンケーキを焼きました。皮をすりおろし、搾っていると、爽やかな香りが部屋中に立ち上りました。メニューは鶏肉の唐揚げ、赤緑のピーマンおかか和え、ほうれん草のごま和え、フライドポテト、すりおろし山芋チーズ卵焼き、豚汁、菜飯、レモンケーキでした。79食出ました。

第37回:2023年12月20日

今年も気が付けば年の瀬、こども食堂も3周年となりました。クリスマスなのでスペシャルなデザートをと思い、サンデーを作りました。前日、カスタードを炊いて、クリームと合わせてバニラアイスを作りました。50個の卵黄はカスタードに、卵白はシフォンケーキに使いました。ケーキ、クリーム、コーンフレーク、アイスクリーム、冷凍フルーツをのせました。メニューは燻製イベリコ豚ハム、ローストチキン、大根とシーチキンのサラダ、フライドポテト、有機にんじんのバターソテー、白菜とソーセージのパスタでした。92食出ました。今回、多くの方からお申し込みがあり、全員お引き受けすることが出来ませんでした。会食と共に持ち帰りの数が多く、ボランティアスタッフはてんやわんやでした。個人の小さなキッチンでは容量に限界があり、今後の運営を考える必要が出てきたことを痛感しました。

今年もサンタがやってきた!

第36回:2023年11月15日

急に寒くなっていました。平田牧場の豚肩ロースを頂いたので、ローストポークにしました。岐阜からもたくさんお野菜、果物が届きました。デザートのフロランタンにはバターを1.8キロ使いました。バター、生クリーム、アーモンドを使ったカロリーボンバーで、皆さんに喜んでいただけました。メニューはローストポーク・林檎ソース、さつまいものコロッケ、ピーマンとナスの胡麻炒め、紅白大根マリネ、キノコソテー、キャロットラペ、クスクスサラダ、具沢山の豆乳スープ、フロランタンと葡萄でした。85食出ました。

第35回:2023年10月18日

ようやく過ごしやすい季節になりました。今月は多くの方から食材の寄付を頂きました。物価高騰のこの頃、とても助かっています。メニューは豚肉の生姜焼やき、筑前煮、ジャーマンポテト、おかかピーマン、きゅうりの甘酢漬け、桜エビと冬瓜の中華スープ。デザートはホワイトチョコと生クリームの入った抹茶ロールケーキと葡萄でした。抹茶のスポンジは前日から焼きました。うまくクリームが固まってくれるか心配でしたが、チョコレートが入っているため、程よい固さに仕上がりました。生姜焼きとジャーマンポテト、そしてキュウリのおかわりが沢山出ました。こどもたちの「おかわり!」の声を聞くと励みになります。71食出ました。

第34回:2023年9月20日

渋谷の台湾料理故宮様よりたくさんのルーロ―(豚肉煮込み)を寄付して頂きましたので、こどもに食べやすいようトマト、玉ねぎ、にんじん、きのこ、セロリを加えてパスタにしました。デザートのパウンドケーキはアーモンドなし(レーズン入り)/あり、フロスティング、ヌテラ、いろいろバリエーションを用意して、注文?してもらいました。メニューはルーロ―パスタ、鶏のから揚げとポテト、ナスとピーマンの揚げびたし、きゅうりとパプリカの和え物、自家製ザウアークラウトとらっきょう。岐阜から新鮮なお野菜を送って頂きました。80食出ました。

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第33回:2023年8月16日

さっぱりしたものが食べたい夏の日。ミニトマトを湯剥きして、ハチミツに漬け、レモンゼリーをつくることにしました。これに桃、梨、ブルーベリーをふんだんに入れて旬のフルーツごろっとゼリーにしました。高級な黒毛和牛のすね肉をいただいたので、すきやきに。岐阜と軽井沢から新鮮なお野菜を送って頂いたので、大豆と鶏肉の炒め煮、夏野菜のグリル、ジャガイモのチーズ焼き、茹でトウモロコシ、きゅうりの浅漬け、ビーツの漬物、つるむらさきのおひたし、キャベツとかぼちゃのお味噌汁に。種類が沢山あって、食べるのが大変だったかもしれませんが、皆さん残さずに食べてくれました。60食出ました。

第32回:2023年7月19日

あまりの暑さにはじめて、こども食堂でアイスを出すことにしました。冷凍庫の中身を空けるのに一苦労。メインはいつも手伝ってくださるYさんとMさんが筑波で摘んできてくれたブルーベリー1kg。こちらをクリームチーズ2.6㎏とヨーグルト、砂糖と合わせました。クリームチーズの塩気も効いて、夏らしいさっぱりしたアイスになりました。メニューは野菜たっぷりスープ、サルシッチャ、鶏肉のカラフルゼリー寄せ、ポテトサラダ、大根のそぼろあんかけ、菜飯、ブルーベリーアイス。さっぱりしたものが食べたい。でもしっかりお野菜とお肉もとりたい。そんなメニューになりました。65食出ました。

第31回:2023年6月21日

暑くなってくるとやはりさっぱり冷たいものが欲しくなりますね。ツルツルと食べられるパスタにしました。冷製パスタは水でしめずに扇いで冷ましたのですが、これがなかなかに重労働でした。パスタソースは冷蔵庫で冷やしておきました。岐阜のとれたて無農薬ジャガイモ、インゲン、ふきを頂きました。メニューは冷製パスタの鶏肉コンフィのせ、レバーパテ、ジャガイモのチーズ焼き、インゲンとアスパラガスとマッシュルームのバター炒め、きゃらぶき、ナスの素揚げ、きゅうりの酢漬け、デザートはパンナコッタのルバーブとキウイソース。ドイツのT君に加え、大学生、高校生もボランティアに来てくれました。子供たちは若いお姉さんお兄さんに遊んでもらって大興奮でした。74食出ました。

第30回:2023年5月17日

寒い日が続いたり、突然暑くなったり、体調管理に気を付けたいこの頃です。久しぶりにキャロットケーキを焼きました。にんじんがたくさん入って、シナモンが香って、元気になれそうなケーキです。クリームチーズのフロスティングでちょっと贅沢に。メニューは佐野プレミアムイタリアン様より頂いた国産豚を使ったローストポーク(新玉ねぎのソース)、ゴボウ、ねぎ、しいたけと牛肉のソテー、ナスとピーマンの揚げ焼き、きゃらぶき、豆腐と油あげの味噌汁にキャロットケーキでした。回を重ねると、来てくれた赤ちゃんを他の家族のこどもたちがあやしたり、互いに仲良くなったりする姿が見られます。こども食堂、やっていてよかったと思える瞬間です。77食出ました。

第29回:2023年4月19日

急に夏がやってきました。冷製茶わん蒸しとケーキを作るため、火曜日も朝から一日仕事になりました。ご近所のYさんと岐阜から助っ人に来てくれたHさんとともに準備しました。イチゴを16パック、ピューレにして、ケーキに混ぜ込みました。ケーキにして焼き上げるとほんのり春の香りが立ち上ります。メニューは和牛のすき焼き風、冷製茶わん蒸し、きゅうりと夏ミカンのサラダ、新玉ねぎのマリネ、鶏肉の中華スープ。デザートはイチゴケーキでした。高級な和牛を8kg頂いてすべて使い切りました。岐阜からの無農薬野菜と果物、とりわけ立派な干しシイタケが人気でした。おかわりの声が沢山聴けました。77食出ました。

第28回:2023年3月15日

桜が開花しました。ぽかぽか陽気で気持ちも弾みます。今回は岐阜からのお野菜と共に助っ人が前日から来てくれて、ワイワイ準備が始まりました。パンをこねたり、ゼラチンを固まらせたりする作業が入ったので、前日準備が必須です。バター、卵、小麦粉、ゼラチン、なんでも値上げのこの頃ですが、栄養があるものを楽しんで食べてほしい一心で作っています。メニューはゴマのフォカッチャ、シチュー、燻製ハムとザウアークラウト、うどとごぼうのきんぴら、桜エビとにらのビーフン、さといもの煮っころがし。デザートは完熟ミカンソースのムースでした。みかんは前日、岐阜から届いたものを搾って、ゼラチンで固めました。しかし、朝起きてみると、まったく固まっておらず!慌てて、水と砂糖とゼラチンを煮溶かして混ぜると、無事ちょうどいい具合に固まりました。ストレートの果汁は酸が強く、固まりにくいのかもしれません。こどもたちがシチューやパンをたくさんおかわりしてくれました。71食出ました。

第27回:2023年2月15日

桜エビ、たいてい台所のどこかに眠っていませんか?我が家もそうですが、最近、桜エビの出汁をごま油に移して、ドレッシングを作るようになり、消費が増えました。今回は桜エビとほうれん草、小松菜、ねぎを和えました。黒毛和牛を頂いたので、贅沢なトマトパスタを作ると、こどもたちが次々におかわりしました。嬉しい一方で、鍋に3つ作ったソースが最後に足りなくなりそうで、ちょっとあせりました。低温調理した鶏むね肉と柔らかなキャベツ、菊芋とゴボウの酢漬け、ジャガイモと油揚げのマヨ焼。デザートにはカスタードチーズケーキ、とちあいかのイチゴ、りんごでした。62食出ました。

第26回:2023年1月18日

寒い日が続くと身体が温かいものを欲します。今月も岐阜と長野からお野菜を頂きました。大根葉の菜飯がこどもから大人気でした。おかわり!と言われるたびに、お野菜はここでお馴染みのFさんが東京から岐阜に帰って収穫して送って来てくれたんだよとちょっと得意げに説明しました。みんなが知っているFさんのお野菜と聞いて、食べる方も喜んでいました。春巻きは豚肉と片栗粉、豆腐、水菜、山芋が入って、オーブンで焼きました。ライスペーパー、1人で作ると大変ですが、1人がペーパーを濡らし、3人が巻いていくと、あっという間に100枚ほど巻くことが出来ました。皆で作ると早く、楽しく出来ますね。メニューは鶏肉、大根、蓮根の煮物、小松菜とホタテ、ライスペーパーの肉入り春巻き、 有機白菜の浅漬け、サツマイモの素揚げ、豚汁とだいこん菜飯。プチデザートはちょっと贅沢に、マスカルポーネのケーキ、ネーブルのせでした。64食出ました。

第25回:2022年12月21日

今回で3年目に入りました。月日が過ぎるのは早いものです。来てくれるこども達ともだいぶ顔なじみになってきました。もうすぐクリスマスということで、なんとサンタクロースが来てくれました。こどもも大人も大喜びで、こどもたちは膝の上に載ってみたり、写真を一緒に撮ったりしました。「いや、サンタじゃないぞ、ここで会うおじさんだぞ」という子もいれば、怖くて?!泣き出す小さな子供も。メニューはイベリコ豚の燻製ローストハム、国産無添加ハンバーグ(頂き物)、 白菜と大根のゆず入り漬物、小松菜のバター炒め、根菜の素揚げ、具沢山のミネストローネ。プチデザートはくるみのブラウニーでした。イベリコ豚を頂いたのでローストハムを作りました。寒い時の燻製は仕上がりが良いようです。お野菜、岐阜から長野からいただきました。たくさん食べて元気に年を越したいですね。60食出ました。

第24回:2022年11月16日

今回のメニューのざくざくチキンとデザートは調理師専門学校で勉強中の友人からもらったレシピで作りました。ざくざくチキンは揚げないで、コーンフレークと柿の種を衣にして200度のオーブンで30分焼きました。デザートのリンゴのミルフィーユのレシピはアレルギー対応で、小麦粉を使わず、コーンミールと米粉を使いました。しかし食感にざくざくしたものが欲しかったので、クルミをのせました(アレルギー対応ではなくなってしまいますが)。メニューはざくざくチキン、冬瓜とごぼうと牛肉の炒め物、大根の浅漬け、さつまいもとナスとレンコンの素揚げ、 芽キャベツのカレー味。プチデザート リンゴのミルフィーユ。67食出ました。

第23回:2022年10月19日

今月も岐阜からたくさんのお野菜を頂きました。「今日のお野菜はこども食堂を手伝ってくださっているFさんが一緒に収穫されて、送ってくださったんですよ」というと子どもたちが残さず、食べてくれました。作り手の顔が見えるというのは大切だなと改めて思いました。メニューは和牛のトマトパスタ、
落花生の味噌和え、さつまいもサラダ、きゅうりと大根の浅漬け。プチデザートは黒豆のケーキ、和栗クリーム添え、ぶどうでした。黒豆は岐阜で採れたもの、栗は岐阜と愛媛産でした。63食出ました。

()第22回:2022年9月21日

急に涼しくなってきました。メニューは白豚ヒレのスモークハム、塩こうじ漬け鶏モモ肉にキノコソース、焼きナスとピーマンの味噌和え、にんじんしりしり、オリーブ入りのポテトサラダ、冬瓜と牛ひき肉のスープでした。牛、豚、鶏と揃いました。プチデザートはスイートポテトパイでシルクスイートを使ったので、お砂糖は控えめでできあがりました。岐阜から送って頂いたブドウを添えて。68食出ました。  

第21回:2022年8月17日

夏休みなので気合を入れてたくさんおかずを作ることにしました。その結果、ぎりぎりまで間に合わない!という事態に、、、手伝ってくださる方に支えられて(というか任せきって?)なんとか開始できるように。メニューはハンバーグ、 和牛のパテ、きゅうりと寒天の酢の物、鴨肉入りサラダ、 ゴーヤとトウモロコシの白和え、ナスの味噌汁。プチデザートはカスタードのレアチーズケーキ、抹茶ソースがけでした。旬のゴーヤをぜひ子供たちに味わってほしかったのでトウモロコシと白和えにしてみました。和牛のすね肉を圧力鍋で煮込んでパテにしたものには「おかわり!」の声が多かったです。デザートはクリームチーズとヨーグルトにカスタードを加えることで、チーズが重くならず、つるんとした食感のケーキになりました。今回はドイツからお客さんが来ました。こども食堂のようなシステムはドイツにはないとのことでした。63食出ました。

第20回:2022年7月20日

蒸し暑い日が続いています。今回は鶏手羽元を頂いたので、どういう調理をしたら食べやすいか悩み、チューリップの形にしました。前日の夜、4人で下準備。ハサミでちょきちょき筋を切っていくのですが、なかなか肩がこる作業です。小麦粉をはたいて、卵にくぐらせ、パン粉を付けて、オーブン230度で30分焼きました。油で揚げるのと変わらない出来栄えです。今回は埼玉のお家の菜園で採れた新鮮なナス、トマト、玉ねぎ、ジャガイモをいただきました。「お野菜が美味しい!」と喜んでもらえました。メニューは手羽元のチューリップ揚げ焼、ズッキーニとナスの炒め物、トマトとレタスのサラダ 、ちょこっと黒毛和牛のローストビーフ (ブルーベリーソース) 。デザートはパンナコッタ、フランボワーズとルバーブソースでした。ルバーブはふきのような見た目ですが、砂糖と煮ると赤い綺麗な色のジャムになります。72食出ました。

第19回:2022年6月15日

気持ちが緩みがちなこの頃。気合を入れようと燻製ハムづくりに挑戦しました。

豚肩肉の塊をまずは一日塩漬けをして、ソミュール液につけます。ソミュール液は塩分濃度が20%ほど。ニンジンや玉ねぎ、コショウなどのスパイスを煮込み、濾したものです。1週間漬け込み、その後、塩抜きをして、1日脱水します。6時間、桜のスモークチップとメイプルのスモークウッドで燻製。 59度で6時間、低温調理して出来上がり。スライサーで薄切りにしました 

メニューは自家製燻製ハム、大根と水菜、きゅうりとわかめのサラダ、スクランブルエッグ 、オリーブとローズマリーの自家製フォカッチャ、具沢山のミネストローネ、デザートはプリンでした。

第18回:2022年5月18日

初夏の日差しを感じるこの頃です。換気のために玄関ドアを開け放しているので、蚊取り線香を焚きました。電気タイプのものしか使ったことがなかったので、分けて使うことすら知らず、教えてもらいました。こども食堂のために集まってくれた仲間とちょっとしたことを教えたり、教えられたりするのはボランティアの醍醐味の一つだと思っています。今回のメニューはサケのクリームパスタ、鶏ささみのからあげとポテト、キャロットラペ、アーリーレッドの酢漬け、大根とナスの焼き煮。プチデザートは桃のヨーグルトババロアでした。ご近所さんがアイスクリームをこどもたちに持ってきてくださいました。「ババロアを食べたら、アイスクリームはお家に持って帰ろうね」と言ったのですが、小さなお子様はその場でペロリ。冷たいものは別腹ですね。78食出ました。

第17回:2022年4月20日

雨が降ったり、寒くなったりと気候の変動が激しい季節です。今回のメニューはリンゴと新玉ねぎのポークソテー、ホキとナス、ヤマイモのあんかけ、ジャガイモとシイタケのチーズ焼き、きゅうりの塩昆布漬け、かぶとフキの含め煮、山うどのきんぴらでした。デザートはごろごろアップルパイ。無性にリンゴのたっぷり入ったアップルパイが食べたくなりました。こどもがシナモンやレーズンを入れないほうが食べやすいというので、入れずに作りました。大人でもシナモンが苦手な方がいるので、意外に良かったようです。パイはバターを使わずに、オイルを水と牛乳で乳化して作ったので、サクッと食べられました。りんごはサンふじです。73食出ました。

第16回:2022年3月16日

暖かくなると気持ちも軽くなります。今回のメニューは刻みらっきょうをのせたローストポーク。らっきょうは去年漬けたものです。頂いたサケときのこ、マカロニのチーズグラタン。バターたっぷりのソースです。さといものマッシュ。キャベツとキャロットラぺ、かぶときゅうりの漬物、 揚げと豆腐とねぎの味噌汁でした。こどもたちのおかわりランキング、1位はお味噌汁、2位はなぜかきゅうりの漬物でした!その後にローストポークとグラタンが続きました。大人のおかわりはグラタンが多かったです。デザートにはレーズンとグランベリーとくるみのカップケーキ。トッピングはいちごのクリームとイチゴソース。イチゴは10パック使いました。春の香りがしてきました。70食出ました。

第15回:2022年2月16日

会食二回目となりました。基本的には1家族、1テーブル、相席になる場合はアクリル板を立て、暖房しつつ、窓やドアを少し開けて換気をしています。お手伝いの大人を増員、配膳の導線をチェックして前回よりもスムーズに開催できました。来てくれた親御さん、お子さんとも話しする余裕がありました。お手伝いの人が多いときには、小さなお子さん連れの親御さんがゆっくり食べられるようにサポートしてあげられるかなと思いました。メニューは黒毛和牛すね肉カレー、春菊、水菜と鶏ささみのサラダ、あやめ雪かぶの甘酢漬け、 大根と長いもの天ぷら。デザートはおはぎdeチョコとして餡子とチョコのトリュフ、大豆を炒って砕いてホワイトチョコとあわせたトリュフでした。73食出ました。

第14回:2022年1月19日

今回からお弁当から会食に切り替えました。目玉は頂いたフランス産のシャラン鴨。伝統的な放し飼いで、フランスでも一 部でしか生産されていない希少な鴨です。子供にこそ本物を味わってほしいという期待に応えて、今回は65度で低温調理して、パン粉を付けてオーブンで焼き色を付けて、コンフィにしました。ブルーベリーソースをかけたのですが、小さなお子さんから「ブルーベリーなのになんで甘くないの!」と抗議の声を頂きました(笑)。さらにメニューにはとり唐揚げ、豚汁、新玉ねぎのサラダ 、ポテトサラダ 。デザートには抹茶ババロアに白玉とあんこをのせました。会食に来たいけれども事情があって来られないという方には容器を持参してもらって詰めました。1階と2階の部屋を使ったので、上へ下への大騒動。高校生1人と小学生3人も休む間もなく手伝ってくれました。若い人たちの助けなしでは立ち行かなかったです。お弁当の時よりも大変でしたが、来てくれた皆さんとお話ししたり、「美味しかった」、「また予約します」と言ってもらえたりして、充実感がありました。75食出ました。

第13回:2021年12月15日

こども食堂が1周年を迎えました。もうすぐクリスマスとのことでシュトレンを焼きました。ブランデー漬けのレーズン、クランベリー、イチジクにクルミ、アーモンド、カシューナッツをバターの生地にたっぷり入れました。真ん中の黄色いものはマジパンです(アーモンドと砂糖を練ったもの)。180度で30分焼いていますのでアルコールは飛んでいますが、すこし大人向けのお菓子です。メニューは牛すね肉(鹿児島)のシチュー、 鳴門わかめと水菜のサラダ、 ナスのごま和え、里芋のチーズ焼きにクスクスでした。食材にはなるべく国産を使用していますが、ナッツやクスクスは輸入品になります。新大久保のイスラム横丁でクスクスを5kg購入するか、10kgにするか悩んでいるとパキスタン人のお兄さんが「足りなかったら困るよね。多めに買って、後で返品するのでいいよ!」と言ってくれたので、10kg買いました。結果、5kgで足りました。140食出ました。

第12回:2021年11月19日

朝晩が寒くなってきました。最近、ご近所の方々からも色々とご支援頂くようになりました。何よりも気にかけて下さるお気持ちがうれしいです。メニューはチキングラタン、ひよこ豆のサラダ、スクランブルエッグ、ホタテご飯。電気圧力鍋でひよこ豆を煮すぎてしまい、半分の量がペースト状に、、、慌てて10時に大久保へ、タヒニ(練りごま)を買いに走り、おろしにんにくと和えてフムスにしました。豆サラダにフムスでまめまめしい(?)メニューになりました。デザートは 焼バナナのトライフル。下に砕いたクラッカー、バターで焼いたバナナに水切りしたヨーグルトと生クリームを混ぜてココアをふりかけました。129食出ました。

第11回:2021年10月20日

前日は冷たい雨が降っていましたが、当日は晴れて満月でした。新たな高性能オーブンでミートローフを作りました。揚げ物と違ってオーブンを使えば少し作業が楽になるかと期待していたのですが、やはり作る量が多くなっているためか、そう簡単にはいきませんでした。友人が遠方よりご夫婦で手伝いに来てくれました。王子のこども食堂「としま虹」で活動されているので、手際がとても良く、来たなり即戦力で頼もしかったです。ミートローフにはイベリコ豚ペジョータ(頂き物です)が3分の1入ったのでジューシーに仕上がりました。豚ひき肉と併せて、今回つかった豚肉の量は16キロです。低温調理した鶏肉、わかめと小松菜のサラダには近所の方が持ってきてくださった5年物の梅干しが入りました。これにナスとピーマンのオイスター炒めにちょこっとフライドポテトが入りました。デザートのスイートポテトパイはシルクスイートと紅あずまで作りましたが、驚くほど甘い品種で、お砂糖は入れなくても良いのでは?と思うほどでした。お砂糖少しとクリームチーズ、生クリーム、卵を加えて、パイシートに載せて焼きました。今日は131食出ました。

第10回:2021年9月15日

気持ちのいい秋晴れでした。小学生3人がオムレツ用の70個の卵を割りました。小学生も立派な戦力!真剣にお手伝いしてくれます。小学生、高校生、大学生と若い力が加わって、115食出る大忙しの一日にでした。メニューはショートパスタ・ボロネーゼ、冬瓜とかぼちゃの煮物、ジャガイモのオムレツ(途中で足りなくなりホタテに変更)、わかめともやし、水菜、みょうがのナムル。デザートはバターたっぷりクッキー(緑の国産レモン・ココナッツ)でした。ショートパスタはねじった形のフジッリで、すぐに茹で上がらないのでやきもきしました。200Vの2口IHコンロでは100食が限界かと思ったり、今度はオーブンを積極的に使おうかなど考えたりの一日でした。

第9回:2021年8月18日

このところ長雨が続きました。当日晴れたのは嬉しいものの、急激な温度上昇に参ってしまうような夏日でした。今回は高校生ボランティアが手伝ってくれました。初めての方には本来であれば様子を見てもらうのが一番ですが、手際よく野菜を切って次々と仕事をこなしてくれたので、気づけば4時間続けての立ち仕事をお願いしてしまいました。80食ほどを想定していたのですが、結局100食出ました。お米は4升炊きました。メニューは国産牛スジと玉ねぎのカレー(甘口・ゆで卵のせ)、ターメリック・ライス、野菜(じゃがいも・かぼちゃ・ニンジン・レンコン・ぶなしめじ・ピーマン・トマト・ナス)、シーチキンとキャベツと水菜のコールスロー、きゅうりとみょうがの和え物。デザートは桃のヨーグルトババロアでした。中で食べた子供たちにカレーは好評で皆残さず食べてくれました。「おいしい」の一言が何より励みになります。

第8回:2021年7月21日

この日は夏休みの初日で、たくさんの子供たちが来てくれました。80食くらいと予想していましたが、86食出ました。途中でお弁当を追加で詰めました。メニューはとんかつ、焼きナスの味噌漬け、ズッキーニとオクラの海苔合え、トウモロコシと枝豆とアスパラのご飯、デザートは台湾風カステラでした。お米の配布もあり、前日からお手伝いに来てもらっていたのに、当日もてんやわんやでした。とんかつは低温調理で火を通してから揚げましたが、思ったより時間がかかり、揚げ係はぼーっとなってしまうほどの熱さでした。パン粉と小麦粉はそれぞれ1キロあれば足りるだろうと考えていましたが、途中で足りなくなり、急遽買ってきてもらいました。台湾カステラは蒸し焼きにすることで、ふんわりしっとり仕上がりました。こどもたちへのジュースの差し入れもいただき、お弁当の配布に加え、中でも透明の衝立を入れ、換気のために戸を開けて、一緒にご飯を食べました。

第7回:2021年6月16日

朝方、激しい雷雨でしたが、徐々に天気が回復したのでほっとしました。今回のメインは頂いた青森のトラウトサーモンとニジマスをムニエル、甘露煮にしたものでした。付け合わせはナス・ズッキーニ・セロリの炒め物、キャベツサラダ、きゃらぶきでした。最近、台湾スイーツの豆花(トウファ)を食べて、そのほのかな甘みの虜になり、これを自分でも再現してみたいと思ったのが、今回のプチデザートです。豆乳に牛乳と生クリームも加えて上には甘夏ジャム・青小豆・ハト麦がトッピングされています。「お魚美味しかった!もっと食べたい」との感想をいただきました。

こども食堂応援企画、ポケモンのシールラリーが始まりました。お弁当を渡すだけでなく、「シールを集めるとプレゼントがあるよ」と声をかけたり、「シールはここに貼っていいの?」と聞かれたり、コミュニケーションがとれる素敵なイベントです。

第6回:2021年5月19日

いつもより早い梅雨空で、雨が降ったりやんだりしています。幸い、こども食堂が始まる6時に雨は上がりました。メニューは国産豚ヒレ肉の竜田揚げに、ナスとヤマイモ、キノコの揚げびたし、ほうれんそうと春菊のおひたし、トマトと玉ねぎのサラダ、デザートにキャロットケーキでした。ロンドンで頂いたキャロットケーキを思い出して作りました。シナモンのアクセントが効いています。ニンジンのすりおろしが20本入りましたが、焼いてしまうとニンジンが入っているように思えません。たっぷりクルミとレーズンを入れました。今回は69食出ました。

第5回:2021年4月21日

メニューは青森のベビーホタテのソテー(オイスターソースなどで漬け込んだ後、片栗粉を付けて揚げ焼にしました)、キャロットラペとキャベツサラダ、タケノコと油揚げの含め煮、オムライス風ごはん、鶏肉、新玉ねぎ、チンゲン菜、きのこのコンソメスープ、デザートはとちおとめソースのチーズムースでした。フードプロセッサーを使ったので、サラダ作りはだいぶ楽になりました。いちごもそろそろ終わりですね。ジャムにするときの香りが家中に広がって幸せな気持ちになります。ムースはふんわり柔らかく仕上げたいと思っているのですが、これがなかなか難しい。固まらなかったらどうしようという思いが先に立ち、ゼラチンの量を減らすことを躊躇ってしまいます。今回は75食出ました。

第4回:2021年3月17日

メニューは鶏肉のささ身フライ(タルタルソース)、手作りマヨネーズのポテトサラダ、キクイモ、ニンジン、ヤマイモのきんぴら、大根の甘酢漬け、わかめごはん、石川県産米粉を使った小豆ケーキでした。この日は69食出ました。鶏肉を8kg揚げるのに、4時間ほど台所に立ちっぱなしでした。揚げたてはサクサクで美味しかったのですが、やはり冷めるとささ身は固くなっていくので、別の調理法が良かったかなと反省点もありました。きんぴらや大根のスライスの手間を考えてやはりフードプロセッサーが必要だと思いました。今回はタルタルソースにポテトサラダのマヨネーズを手作りしたのですが、改めてマヨネーズって油の塊であると実感しました。でも美味しいからなしではすませられませんね。

第3回:2021年2月17日

メニューはローストポーク(リンゴと新玉ねぎソース)、キャベツのお漬物(ザウアークラウト)、ビーンズサラダ、鶏肉おこわ、春イチゴのチーズケーキでした。上高田の広報に掲載してもらったので、たくさんの人が来てくれました。始まって最初の30分で50食が出たので、慌ててさらにお弁当を作りました。最終的に70食が出ました。この日は寄付で頂いたプリッツも好きなだけお子さんに持っていってもらいました。

第2回:2021年1月20日

メニューはミートソースパスタ、サラダ、紅茶のパンナコッタでした。ミートソースは頂いた和牛のすじ肉で作りました。前日の夜に、自転車で転倒して左の人差し指を骨折したため、当日は皆に手伝ってもらってなんとかこなすことができました。テイクアウトを始め、併せて50食が出ました。

第1回:2020年12月2日

メニューはカレーライス、サラダ、アップルパイで、参加者は29名でした。初回とのことで娘の保育園、小学校のお友達が来てくれました。